■風景を描く時に必ず登場するのが『木』。
どうやって描いたらいいのかな?
ポイントをご紹介します!
【下書きの描き方】
【1】木の輪郭を描きましょう。【ポイント】
★主役の木は大きく描きましょう。
【2】木の枝を描きましょう。【ポイント】
★どんな枝が生えているかな?
★どこから伸びているのかな?
★1本ずつの枝を良く見て、木の特性をとらえて描きましょう。
【3】幹の模様を描きましょう。【ポイント】
★幹の表面はどんな模様?
見つけた模様を描いてみましょう!
下書き完成~!【ポイント】
★木の葉は、絵の具で塗る時に描いていきますよ。
【絵の具の塗り方】
【1】背景を塗ります。
葉っぱがあるところまで、背景を薄く塗りましょう。【ポイント】
★絵の具は、水で薄めて使いましょう。【パレットの使い方参照】
【2】幹を塗ります。
①絵の具を混ぜ合わせ、自然な木に近い色を作って塗りましょう。【ポイント】
★〈茶色〉+〈緑・茶色〉+〈黄色〉で色を作ると、自然の木の色が出ます。
②木の根っこ部分を塗りましょう。【ポイント】
★はみ出さないように塗りましょう。
③幹の表面のでこぼこを、点々で描きましょう。
①〈茶色〉に〈明るい色〉・〈暗い色〉を混ぜて、3段階の濃淡の茶色を作りましょう。
②作った絵の具のうち、〈明るい色〉で全体の3分の1位の枝を塗っていきましょう。
③筆を洗い、〈中間の色〉で全体の3分の1位の枝を塗っていきましょう。
④筆を洗い、〈暗い色〉で残りの3分の1位の枝を塗っていきましょう。

★下書きで見つけられなかった枝はないかな?
見つけたら、絵の具でどんどん描き加えましょう!
【4】木の仕上げをします。
木の線を良く見て、全体の模様を描きこみましょう。

★どんな模様があるかな?発見したことは何かな?
【5】葉っぱを塗ります。
①単色の緑に他の色を混ぜ、自然に近い色を作ります。

★茶色を混ぜると自然に近い色になるよ。
②葉っぱを『点』で塗っていきましょう。
③絵の具に黄緑を足して〈明るい色〉を作り、明るい色の部分を見つけて塗りましょう。
④絵の具に茶色を混ぜて〈暗い色〉を作り、暗い色の部分を見つけて塗りましょう。

★色の濃いところはどこかな?
★隙間があるところはどこかな?
【6】地面を塗ります。

★石はあるかな?どこにあるかな?
★影で暗くなっているところはどこかな?
残った絵の具の色を混ぜて、濃淡をつけましょう。
【7】背景を描き加えます。

★背景は薄い色でOK。
★植え込みは、絵の具に水をプラスして薄い色で点々で描きましょう。
完成~!