
お子様でも簡単につくれるシーサーの作り方をご紹介します。
学校の工作課題や、親子での制作にぜひチャレンジしてみてください。
1.事前準備
まずは、どのよ うな作品を作るのか、よく考えて絵を描きましょう。
これを行わないと作品作りがスムーズに進みません。ただし、複雑すぎる形はやめましょう。
イメージを膨らませるため、いろいろなシーサーの写真や資料を探してみましょう。
2.用意するもの
・ダンボール(20cm角程)
・粘土(素焼き粘土)
・粘土ヘラ
・つまようじ
・濡れぞうきん
・どべ用いれもの(汚れてもいい容器)
※見本では「テラコッタ」を使用しておりますが、焼かなくてもいい
よりお手軽にできる「ニューテラコッタ」をおすすめしております。
ニューテラコッタ粘土はこちらから
先にどべをつくっておきます。
容器に粘土と水を適当にいれ、粘土を溶かしておきます。
これはバーツをくっつけるときの接着剤代わりになります。
3.作品の制作
【ベースづくり】
粘土の端から4cm位をカットします。カットした粘土は目・鼻・髪・しっぽ等に
使用します。
本体のベースを作ります。
まずは写真のような形をつくります。段ボールは卓上ろくろのかわりになります。
次に首になる部分をつくります。
頭が大きくなるように作るのがポイントです。
【顔づくり】
親指を真ん中から左右に押し広げるようにして、口の形を作ります。
なるべく大きく広げてください。
同じように目の部分もくぼみをつくります。
くちに牙をつけます。
どべをたっぷりつけてくっつけます。
どべを付ける量が少ないと、乾燥時と焼却時にパーツが取れてしまうので
注意しましょう。
前歯をつくるときは、粘土を細い棒状にして、つまようじで線をかくと
上手に作れます。
ねんどを丸めて、目を付けます。
しっかりとどべで接着しましょう。
だんだんシーサーらしくなってきました!
粘土ヘラをつかって前足を削りだし、バランスを整えます。
焼成時の破損率をさげるために、胴体部に裏側から穴をあけておきます。
たてがみ、しっぽ、つめなどのパーツをつくって完成!!
かわいいシーサーができました。
頭部にもうしろから穴をあけておきましょう。
これで完成です。
作品が誰のものかわかるように、名前を彫っておきましょう。