PMC3スターターキットを使って指輪の作り方をご紹介します。
手順
【造形】 | → | 【乾燥】 | → | 【整形】 | → | 【焼成】 | → | 【仕上げ】 | → | 【完成】 |
所要時間 約5時間(自然乾燥の場合丸一日乾燥時間が必要です) 準備するもの ★PMC3スターターキット ★粘土板 ★クッキングペーパー ★サランラップ ★水を入れる小皿 ☆ウェットティッシュ(粘土が余りそうな場合) ☆筆(模様を彫る場合) |
粘土台にクッキングペーパーを くっつけたもの。 | |
ふせん(真ん中に線を引いておく) | |
ラップを二枚重ねたもの |
1.デザインを考える |
銀粘土は乾燥しや すいので途中で手が止まらないように、 先にデザイン画や紙粘土で試作品を作っておくと便利です。 |
2.サイズを計る |
焼成すると 10~15%小さくなるのでサイズは慎重にはかりましょう。 |
リングゲージで指のサイズを 計ります。 | |
木心棒で穴の大きさを計ります。 (焼くとサイズが縮むので、先ほど 計ったサイズ+3号の大きさにします。) | |
用意しておいた付箋を巻きます。 中心線がぴったりあうように丁寧に まいてからテープで留めます。 |
3.銀粘土を捏ねる |
乾燥しないように 注意しながら扱います。 |
ふくろから粘土を取り出します。 粘土は乾燥しやすいので、できるだけ 直に触らないようにします。 | |
二重にしたラップに乗せて捏ねます。 乾いてきたら表面に水を少し付けます。 沢山つけすぎるとぐちゃぐちゃになってしまうので注意。 | |
まずは俵型を作ります。 |
4.造形 |
木心棒に巻きつけ て指輪の形をつくります。 |
シルバーコロで伸ばして紐状にします。 表面が乾いてきたらこまめに水をつけて下さい。 | |
木心棒にひとまきできるくらい伸ばしましょう。 | |
つなぎ目が分からなくなるように形を 整えます。 軽く指でつぶして指輪のかたちになるようにします。 | |
手の甲側にボリュームがくるようにすると指輪らしくなります。 |
5.乾燥 |
リング状にした粘 土を乾燥させます。 自然乾燥であれば丸一日おきます。ドライヤーで15分~30分乾かしてもOKです。 少しでも湿っていると失敗の原因になります。念入りに乾かしましょう。 |
しっかり乾燥さ せたら付箋ごと取り外します。 乾燥体は壊れやすいので、無理やりひきはがさず、ゆっくりとってください。 |
6.整形 |
乾燥した粘土をや すりで削って形を整えていきます。 |
やすりで内側のバリを削ります。 表面の粗い凸凹もやすりで削ります。 |
| |
スポンジやすりで形を整えます。 赤→青→緑の順につかいます。 | ||
まず上下の高さを整 えてから サイドを削って丸みを出します。 | ||
ここでの作業が完成後の美しさにかなり 影響します。 削るのは根気が入りますが頑張ってきれいにしましょう。 |
7.焼成 |
ポット はとても熱くなります。気を付けて作業しましょう。 ※周りに燃えやすいものを置かない。 ※熱いので軍手やミトンなどを使用する。 |
金網が2枚入っているので2枚重ねて使用します。 固形燃料が終わるまで焼成します。(約15分) |
焼き上がり後は表面が白くなっているの で、ステンレスブラシで磨きます。 ※焼成後はとても熱いので、10分ほど放置してからピンセットでとってください。 |
8.仕上げ |
ステンレスブラシ で表面に光沢がでてきたら、再びスポンジブラシで磨きます。 |
乾燥体と同じように スポンジやすり赤→青→緑 で形を整えます。 | |
形が完成したらルーターで鏡面磨きしま す。 リングの表面がピカピカになります。 | |
9.完成 |
遂に完成です! 初心者でも、楽しくシルバーアクセサリーつくりができます。 みなさんもぜひ試してみてくださいね。 |